それは、たかだか70〜80cmくらいなのにやたら引きが強い魚でした。

kaigyo

バス用のベイトリールをドラグギチギチにして使っていたのですが、まったく止まりません。

「このドラグ、壊れてんじゃねーの!?」と、思わずリールに悪態をついてしまうくらいスルスルとラインが出ていき、見ればスプールはカラになる寸前(キャパの少ないリールに20Lbを巻いてたせいもありますけど)。

これはヤバいと左手の親指でスプールを押さえ付けたのですが、それでも止まらん(握力は人並みに左右40〜50kgはあるはずなのに)。

跳んだ魚体は70〜80cm。

そのくらいのシーバスなら会社の近くの隅田川でも釣れますし、「お〜、引く〜、楽し〜」とか言いながら余裕で寄せられます。同じサイズのコイやレンギョも問題にならないくらいスピードとパワーがあって……、

もう、いかんともし難い感じ。

結局、その魚をターンさせることに成功したのは、スプールがすっからかんになったときのガクン! という衝撃のおかげでした。バス用ベイトリールのドラグのなんと脆弱なことか。そして、己の握力は自分よりずっと小さい魚の突進も止められんのか……。

はぁ〜、楽しかった。(ヤマガタ)